青空の下で投げた一球【編集中】





「ナイスピッチング」

そぅ言ったのは篠岡のじいちゃんだった。


「ありがとうございます」

「いいね、気持ちの入った投球してた。」

「はぃ…。」

「変化球もいいの持ってんだ。

もっと頑張りなよ」

「はい!!ありがとうございます!!」


篠岡のじいちゃんに褒められると

何か嬉しいなぁ!!



「あと――「じいちゃん!!」」

向こうには少し顔の赤い篠岡。


「何してんだよ!!」

「何って…感想言って―…」

「さっきから監督呼んでるから!!」

「ぁら、そぅかいね」

「そぅなの!!」


見たことの無い篠岡が目の前にいて、

少し笑ってしまった。


篠岡は少しため息をして

じいちゃんの後ろについて行った。



そんな篠岡の後姿を見ていた。







「「大地、ナイピッチな!!」」

「健!!信之介も――…」


健と信之介が俺に肩を組んで引っ付いてきた。


「「ん??」」

「――暑い。」

真夏に男2人に引っ付かれてみろ。

クソ暑いから…。



「でもナイピッチなー」


場所を変えてブルペンに来た。

まだここは影で涼しい。


「何だか途中から

ストレートに力あったよな」


「そーなんだよ。

いい感じに指にかかってな」



「監督なぁー言ってたよ」

「何を?」

健が焦らすみたいに言うから気になった。



「もっと早くから

こぅゆぅ試合しとけばよかったって。

そしたら大地とか内海の力も

見逃してなかったのにって。

けっこう監督考えてたぞ。

この前の試合から後悔してんだろ。

大地をベンチ入れてなかったの。

もし試合してたら

大地ベンチ入りしてたと思うぞ。」


「すげぇじゃん大地!!」

「済んだ事だし関係ねぇよ」



そんな事言ったけど、

内心、すんげぇ嬉しかったんだ。