青空の下で投げた一球【編集中】





「――――頑張ったんだったら、

―――…いいと思う…。」




「でもそんな気持ちだったら

秋季大会に間に合わないッス………。

……何言ってんだろ…。

すんません。

お疲れ様でした。

秋季大会、観にきてください。」



あまり俺の顔を見ないでそぅ言った。






「………死ぬほど頑張ってみたら。

俺は、1年のときから篠岡を抜かそうって

ずっと思ってた。

抜かせなかったし、

ベンチに入れなかったけど、

今までの努力、

無駄だったなんて思えなかった。

この前の試合だって、俺は点取られたけど

ちゃんと6回まで投げたんだ。

こんな俺にだって、

いい所があるって言ってくれた人がいた。

だから死ぬほど頑張ってみたら…。

高宮抜いてみようって頑張ったら…!!」





言い終わった後に恥かしくなったけど、

基が力なく苦笑いをしたから、

少し軽くなったかも…。



「河野さん。」

「ん?」

「卒業式、勝負しましょう。1打席」

「んー…篠岡とも勝負しよって言ってるしなぁ」

「その後でもいいんで!!」

「……いいよ!!やろう!!」

「はい!!」







まだまだ強くなれるはず。

まだまだ頑張れるはず。

まだまだ時間はあるはず。

頑張れ基。