青空の下で投げた一球【編集中】





まだノーボールだ。

1球遊ぶ余裕だってある。



―――バンッ

「ボール」


外に外れた球だ。





2-1


篠岡さんが振りかぶった。


―――振るッッ!!



―――パンッ


「―――ッッ!!」



打てなかった。

ボールは俺のバットの後に

ホームベースを通過して、

新谷さんのミットの中に入っていた。




「ストライクバッターアウトッッ!!」



新谷さんのミットを見ると、

コース的にはボール球で、

俺はボール球を振らされたんだ

って思った。




その事が分かってか、

かなり悔しかった。

思いっきり行けって思ってたけど

やっぱり悔しい。

手が出ないコースだったなら

悔しくもない。

『しょうがない。次だ』

って思えるけど、

ボール球で、

何で見極められなかったんだろう。

って思ってしまう。

後悔はたぶんしていない。

でも悔しがってる。







「――…クソッ!!」


何でこんなに悔しいんだろ…。


わかんねぇよ…。























「8番 キャッチャー 原田」



確かに能見はいいバッターだな。

最後のスイングだって

しっかり自分のスイングをしていた。

最後はフォークでタイミングずらしたけど

少し浮いてたり、甘かったりしたら

たぶん当たってたな。

場合によっては強打だったかもしれない。

とにかく能見はいいバッターだって事だ。

この試合が終わったら、

能見にそぅ言おう。