青空の下で投げた一球【編集中】





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│3回 表│
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8番打者の原田には四球。

いらない四球だな。

新谷はすぐ和田の所に行った。



原田に足りないのはそこだよ。


声かけられるだけで、

どんなに落ち着くか…。


緊張していたと気付かされた、

打たれたときに励ましてくれた、

守ると言ってくれた、

絶好に後ろに逸らさないと言ってくれた。


凄い大事なんだよ。

そぅゆぅ行為は。






「9番 ピッチャー 神崎」


ノーアウトのランナーだ。

失点の後だ、送っていくか?

バントの構えを見せる神崎。

和田は投げるとすぐに前にダッシュする。


「ボール」



おいおいボールかよ。

入れないと。

四球の後なんだから入れろよ。

後ろは不安がるぞ?




――――バンッ


「ストライク」



2球とも構えをして戻してる。


「ん…。」

バントの構えを辞めた…。

何の意味がある??




次の球は低めに外れ、

次の球も外に外れた。


1-3 追い込まれている場面なのに、

新谷を信じて外角に投げた。

判定はストライク。



2-3 でフルカウント。


「―――!!??」


神崎は外に踏み込んで――…


―――カキィインッッ!!



外角から入ってくる変化球を

神崎は読んでいたみたいに

ジャストミートして三遊間を抜いた。