青空の下で投げた一球【編集中】





「愛人切り替えろ!!

今守備だぞ!!」


叫んだのは馬場だ。


「高宮ふざけんなよ!!」


信之介まで叫んだ。



高宮は「はいッッ!!」と返事して

自分なりに切り替えようとしている。


臭いはずのグローブで顔を叩いたり

深呼吸をしたり、ジャンプをしたり

いろんな事をしていた。



「高宮…。」

高宮には頑張ってもらいたい。

篠岡にも頑張ってもらいたい。





先頭打者は絶対に出したくないぞ…。


――――カキィィイインッッ!!!!


「「打ったッッ!!」」
「「「「「高いぞッッ」」」」」
「「「「レフトッッ」」」」
「「「「高宮だっ!!」」」」
「「「「「高宮ぁッッ!!」」」」」


打球は高いけど浅い…。

高宮は走って前進する。


「「「「際どい!!」」」」

風の影響で更に飛距離が短くなった。



「高宮ぁあ!!」
「頑張れ!!」
「取れるぞ!!」
「頑張れ!!」
「愛人ぉ!!」
「高宮ぁあ!!」
「頑張れ!!」


センターの信之介もカバーで前進する。


ショートの長谷川も前でカバーしてる。




「頑張れ高宮!!」



高宮はスライディングをして

打球に手を出した。



「「「「「「「―――ッッ!!!!」」」」」」」


「アウトッッ!!」


「「「「「「「「「「ッシャァァアアッッ!!」」」」」」」」」」


アルプスのみんなは拳を作って叫んだ。


高宮は笑顔を見せて篠岡にボールを投げた。

野手からはいろんな事を言われてるみたい。

でも嬉しいのかな。

高宮の笑顔は久しぶりだ。


「ナイス高宮!!」
「ナイスキャッチ高宮!!」
「ナイスキャッチ!!」
「ナイス!!」