「オッシャ!!ナイスボール!!」
「ナイピッチ篠岡ぁ!!」
「ナイピッチ!!」
「ツーアウト!!」
「あと1人ッッ!!」
「決めるぞ!!」
「ナイピッチ!!」
「ナイスボール!!」
「篠岡ナイピッチ!!」
もちろんアルプスだって盛り上げる。
あと1人なんだから。
「何でこんなに盛り上がってんの?」
女子は野球のルールがわからないから
ここが大事な場面だってわからないんだ。
「この打者抑えるとまだ負けないからな。」
「延長になるんだよ。」
そぅ教えると女子は
ぱあっと明るくなってテンションを上げた。
明るくなった笑顔に
『もし点取られたら負け』
何て言えなかった。
「じゃぁあのピッチャー?
頑張ってほしいね」
ピッチャーも理解できていないみたい。
ピッチャーの事
キャッチャーって言う人いるもんな;;
(山口の友達もピッチャーをキャッチャーと言う奴が…。
野球ファンとして修正させましたょ(`皿')/)
『5番 キャッチャー 青野くん 背番号2』
ここから見た感じ相手も力んでないみたい。
開き直ったのかな。
相手もこの回で点を取らないと
確実に負ける訳じゃない。
延長で取ればいい。
相手は後攻だしな。
「大悟出てきた」
「本当だ」
和田がブルペンに行っている。
「10回から投げるのかな?」
「だろ。」
「篠岡もぅ140来てるし」
「早…」
「ストレスも溜まってるだろ」
「さっきまで自分の投球できてなかったんだから……。」
冷静に考えると
篠岡に大分ストレスを溜めさせていた。
今ごろわかった。


