青空の下で投げた一球【編集中】





―――――カキィィイインッッ!!


「ファール!!」



「いいぞ篠岡!!」
「この調子!!」
「打たせろ!!」
「ナイピッチ!!」
「ナイピッチ篠岡!!」
「終わらせるぞ!!」




『内角にスライダー』

コクンッッ



追い込んだ。

外れてもいいってあった。

2−0で追い込んでんだ。

1球置く感じに考えろ。






――――パシンッッ


「ボール」



少し外れたか…。

いい感じに見られたな…。


「篠岡気にすんな!!」

そぅ言って新谷がボールを投げる。



この回、

絶対0点で抑えるぞ。




変に意識して、

変に緊張した。


今までの回、

チームに大きく迷惑を掛けた。

本当に迷惑を掛けた。


水畑には怪我をさせた。

下田は不安なのに試合に出させた。

ナインには何度も声を出してもらった。

ベンチには何度も励ましてもらった。

アルプスには諦めずに応援してもらった。



迷惑かけたまま、

試合を終わらせたくない。


このまま抑えて

次の試合にでるぞ。


そんで田辺は退院してベンチにいて、

水畑は完治して試合に出るんだ。



次の試合にも…出るぞ…。