「篠岡昨日ちゃんと寝た?」
「寝たけど?」
「何だか疲れて見えた。」
「そぅかぁ??」
「見えた。
疲れたなら打たせてけ
外野来ても安打で止めてやる。
バック信じろよ。」
「……分かった。」
気付かれてるのかもしれない。
「新谷、ブルペンいいか?」
ブルペン:投球練習場
「分かった、先行っとけ」
新谷は持っていた飲み物を
少しずつ飲んでいくと言って
俺を先に行かせた。
「リーリーリー…」
「リー…バックッッ!!」
長谷川はセーフ。
よく粘ってくれてる。
俺は俺の仕事をしよう。
気持ちを切り替えて
いつもの自分取り戻すぞ。
「悪い篠岡!!」
「いいよ」
「少なめで投げるぞ。
今日多く投げさせられてるから」
「分かった」
ゆっくり考えながら1球を大事に投げた。
感覚を取り戻せ。
――――…カィィイインッッ
そろそろ限界だぞ;;
ピッチャーは…疲れてる感じかな?
長谷川を見るとOKサイン。
やっとかよ…。
17球も粘ったんだからな。
絶対繋げるぞ。
「リーリーリー―…」
「リーリーリーリー――…ゴウッッ」
―――――カキィィイイインッッ!!!!
―――――カキィィイイインッッ!!
「「「「「「「「「「打ったぁ!!!!!」」」」」」」」」」


