青空の下で投げた一球【編集中】





高校での野球は本当に、

何もかも、全部が今に繋がってて

これもその1つ。



本当に全部俺のためになってて

忘れられない、

忘れてはいけない

思い出になっている。











7回は2番打者の長谷川から始まる。


「尚、デカイのいらないぞ!!」
「1つずつ1つずつ!!」
「出ようなー!!」
「先頭大事!!」


長谷川、出てくれ!!




「2番長谷川くん!!

狙い撃ちいきまーす!!」



パプパ パプパ
パプパプパー

パプパ パプパ
パプパプパー

パプパ パプパ
パプパプパー

パプププ パプププ
パプパプパーッ


「「「「「「「かっ飛ばせーなーおッッ!!」」」」」」」



長谷川、出てくれ!!



初球は低めのボール

2球目は内角低め
いいところにボールが行った。

3球目は外角真ん中のボールをファール


ボールカウント2-1で追い込まれてる。




「振らねぇと当たんねぇぞ!!」
「振ってけ!!」
「打てるぞ自信持て!!」
「声出せ声ぇ!!」


ベンチからは選手が溢れ出ている。


ベンチに手をついて

前のめりになって声を出している。


「かっ飛ばせぇーな――…」


カキィィイイインッッ!!



「「「「「「「「「「打ったッッ!!!!」」」」」」」」」」


打球は三遊間方面。

ギリギリサードの守備範囲かッッ!?


「「「「「抜けろ抜けろぉー!!」」」」」



「「「「「――ッッ!!」」」」」


―――…抜けろ抜けろ抜けろぉー…。



サードは腕を伸ばして捕ろうとしている。



抜けろッッ!!