瀬田はすんげぇへこんだ顔をしてベンチに戻った。
「ぉら、んな顔してんなよ。」
「……。」
「1点もらったんだ。勝ってるんだ。
瀬田の判断は間違ってるとは思わねぇよ」
「………。」
瀬田は苦笑いをして返した。
瀬田は、さっき配球の事でへこんでたし、
攻撃で何とかしたかったんだよな……。
「俺もあのスクイズはいいと思うけど…」
「ってかサインじゃん??
へこむ事じゃねぇよ。」
「………サンキュ…。」
「ほら、早くしろよ。
投球練習できねぇだろ」
「悪い;;」
俺はレガースを付けるのを手伝った。
「何だかさ、
今日試合してて、投手しててよかったって思えるんだ」
「は??」
「何だかさぁ…。
ピンチの時とかにマウンドに集まるのとかさ、
仲間の援護とか、…何だか思われてるなぁって(笑)」
俺がそぅ言うと、瀬田は鼻で笑った。
「なっ!!」
「何か哀しいな、お前(笑)」
「んな意味じゃねぇよっ///」
「まぁ点差大幅につける事はできないかもしんねぇけど、俺等は頑張ってこの点差守るだけだ。
頑張ろう」


