青空の下で投げた一球【編集中】





「9番 ライト 馬場」

2死ランナー3塁、
打者はラストバッター
年は後輩。
実力はたぶん上。



「……。」


『低めにフォークを外す』

俺は素直に顔を立てに振って構えた。


俺が投げたボールに馬場は素直に降ってストライクを儲けた。
瀬田にはさすがと言いたいね。
新谷でもときどきこぼしたりするのに瀬田は3年間俺のボールを捕っていたからミスなんて全然無い。
全くと言っていいほど。


それほど変化の大きな俺のフォーク。
中々ってもんじゃない。
絶対に打たせない。



次のスライダーを打たれたけど、ショートの島本がキャッチして3アウトでチェンジ。






「4番 セカンド 花田さん」



「打てよ新!!」
「頑張れ!!」

ネクストに立っていた花田は笑いながら打席に立っていった。

「?」

代打には1番起用されやすいし、今回の試合だってもぅ1回代打で出たし、山田の代わりとして出た試合もある。
久しぶりでうずうずしているときの笑顔ではないのは確かだ。

俺は何で花田が笑ってるのか分からなかった。




打席に立った鼻だの顔には、笑顔なんて微塵も無くて真剣な顔をしていた。


「ゃべ;;俺、女だったら花田に惚れたわ(笑)」

「マジかよっ(笑)」

「だってあんな真剣な目、いきなりしたらキュンと来たのよ(笑)」

「大地気持ち悪ぃ(笑)」

ベンチで瀬田と一緒に笑っていた。