「4番 レフト 高宮」
2年で4番を任されている巧打者。
別名:篠岡2号
それぐらい高宮は凄いんだ。
守備も上手いけど、攻撃は半端無い。
練習では長打ばっかりだ。
その高宮が俺の目の前にいる。
高宮は凄いって思ってるのに、何だか子供に思えた。
たぶん……前に立った健が凄すぎたんだ。
『インロー(内角低め)に直球』
パシンッ
「ストライクッ!!」
「っし!!」
『アウトロー(外角低め)にスライダー』
カァァァアアァン
レフト方向に大きなファールボールが上がった。
「ナイボール河野!!」
「ナイスボール!!」
「ピッチ勝ってるよ!!」
『インハイ(内角高め)に直球』
ってか注文が難しいって;;
内外順番は難しいのっ!!
今回の直球は少し外に外れた。
カキィィィイイィンッ
大きな、高い金属音がした。
「はーいはーい……」
レフトの金吉が手を上に上げた。
パシンッ
「アウト!!チェンジ!!」
「っっしゃぁ!!」
いきなり1点入んなくてよかったぁ;;


