「篠岡、ボール置いとくぞ」
「おぉサンキュー…」
グラウンドでは糞熱い中、
レギュラーは練習。
後の3年は球拾いや主にサポート。
美波はマネジだから
“最後の夏”
が終わるまで
部活には出ることになっている。
「おーい久谷、
和田のボール無くなるから入れとけ」
「はいっ」
「田辺」
「ん?」
「今日の午後練って何時までだったっけ?」
「今日は4時あがり、
篠岡はブルペンの後外野行ってね」
「ありがと」
「あと4時あがりだから
20分には終わって
ダウンしてミーティング」
「田辺の頭ん中、
手帳が入ってるみたいだな(笑)」
「優秀なマネジでしょ??」
「まぁなっ!!」
ニカッと笑うたくましい篠岡に、
小さく明るい表情を見せるマネジの美波。
何だか遠くでみると
付き合ってるみたいで…
…なんだか悔しかった。
「新谷、
今日ちょっと練習後付き合って」
「どこで?」
「ここ」
「は?」


