て の ひ ら

◇:漣




やっぱりこの四人がいい。


この四人でいるときが一番楽しい!


あたしは
夕日に染められた道をなぞるように歩いていく。


篠沢君と直のいつもの笑い声と燵葵の声。


四人でいるから
楽しいんだ……。


そんな事を思いながら
あたしは家の鍵を鞄からだして
早く扉を開けようと
一人先に門に向かう。

ん…………?



あたしの家の前に誰かいる。

長身の影


見覚えがある…。




あたしは
スピードを早めて門に向かった。

「よっ、漣♪」

聞き覚えのある声