て の ひ ら





……



「直っ!!」


「漣!どーしたの?心配した!」

休み時間、
あたしは今まで起きたことを
直と篠沢君に話した。



なんでか

話してる間あたしは泣いてた。

「話詳しくきくよ、
よし、サボろ♪」

「えぇっ!二回目なんですけど」

「いいじゃんか!
中学の時はよく俺と直が
サボりデートしてたの知ってるだろ?+
んでさ…漣ちゃん…
燵葵は?」




辺りを見回すと
燵葵の姿がない。


「…多分屋上…………」

「俺燵葵とサボってくるわ!
後でな?漣ちゃん、直♪」



篠沢君は手を振って屋上に向かった。



「よし、それじゃいこっか?★」




直が手を差し出す。
半泣きのあたしの手をひいて

一階の人が少ない
突き当たり廊下の角に向かった。



「さ、まず……漣」


日に照らされた栗色の髪がつやつやと輝く。



「漣、燵葵君の事どう思ってる?」



「え…………?」