て の ひ ら

「ってわけ。
で、それがそのメモ。」


ま、送る気なんてないけどね
と俺話をしめくくる。


だけど、漣の反応がない。
てっきり、
「燵葵、女の子に
もっと優しくしてあげなきゃだめだよ~」
とでも言われると思った俺は
ちょっと拍子抜け…


「れ~ん??」


呼びかけてみて、よーやく漣は応答した。


「え、あ、ごめん!!
そ、そーだったんだ…」


けど、なんか変。



「燵葵、私もう帰らなきゃ!!
はい、これ。
メールしてあげなよ!ね!!」
「お、おい!待てよ」


漣は慌ただしく帰る準備をすると
俺にメモを押し付け
帰っていった


「なんなんだよ…」