「はぁー」


「本当に、もう5年か。早いなぁ…」


「瑠奈、優人、白哉、会いたい。会いたいよっっ…」


また、涙が流れる。


この5年間で、どれだけ泣いたのだろう。


小さいときは、


―小学1年生―


「ねぇ、るなぁー!ゆーとぉー!しろやぁー!さやたち、ずぅっと一緒だよね」


「うん!るなたちはずぅっとずぅっとずぅぅっと一緒だよ!」


「離れたりなんてしないからな!」


「絶対に一緒にいてやるもん!」


「ヤクソクだよ!皆で指きりげんまん!」


「「「「ゆーびきりげんまん嘘ついたら針千本飲ーます。指切った!」」」」


「あはは!ぜったいヤクソクだからな!?」


「破ったら本当に針千本飲ますぜ!」


「約束は守るためにあるんだもん!破らないよ」