タイムカプセル

「へっ…?」


「え…?」


「優喜、ご免ね…私、優喜じゃないとダメだよ。他の人じゃダメだよぉ…。ヒック…ヒック」


「オレも…オレも紗弥じゃないとダメだよ」


優喜は、そういうと、私をギュッと力強く抱きしめた。


「ウワァン。ウッ、ヒック」


「大スキだよ」


「はいはい、ストーップ」


「…つーちゃん!?」


「この先は、何となく予想できたから。優喜くん、キスしようとしたでしょ」


「…はい」


「まだ退院してないんだから!」


それから、頑張って治療して、私は元気になった。