身長差15センチの関係

高志を見て考える弓倉。

「・・・・・・うむ」

もう一度言って、流した。
すたすたと高志を抜いて階段を昇っていく。

「あ、先生、待って」

必死になって追う高志。

なんとか階段を昇りきり、
本当に誰もいない廊下を歩いてようやく目的の準備室につくと、

「ついたぞ少年、ごくろうだったな」

弓倉は、高志の要望を完全に拒否していた。

「だから先生、その少年という、」

もう一度抗議しようとする高志。
が弓倉は聞かず、それよりもとポケットに手を入れたり、上から叩いてぱたぱたしていた。

「どうしたんですか?・・・・・・先生」

嫌な予感。