「なあ少年、それは重いだろう。私も持とう」
弓倉は言う。
これも笑いをこらえるためだ。
「別に大丈夫、です」
「意地を張らなくてもいいぞ、ちなみに君は私達がむかっている理科準備室がどこにあるか知っているかな?」
「あ、あまりよく知りません」
答える高志の言葉は、やや息があがりぎみ。
「このまま奥まで旧校舎の中、さらにその一番上の階、そしてその端だ」
先は長いぞ。
弓倉は、口調にそう意味をふくませる。
「ぐっ」
高志は、一瞬だけひるむ。
弓倉は言う。
これも笑いをこらえるためだ。
「別に大丈夫、です」
「意地を張らなくてもいいぞ、ちなみに君は私達がむかっている理科準備室がどこにあるか知っているかな?」
「あ、あまりよく知りません」
答える高志の言葉は、やや息があがりぎみ。
「このまま奥まで旧校舎の中、さらにその一番上の階、そしてその端だ」
先は長いぞ。
弓倉は、口調にそう意味をふくませる。
「ぐっ」
高志は、一瞬だけひるむ。


