「なぁなぁ聴いた?昨日の『ユキ』のラジオ!」
「聴いた聴いた」
「あれウケたよな!二つ目のコーナー!」「なにー?何の話ー?」
おー英明!おっ前便所長ぇーよ!」
「ラジオだよラジオ昨日聴いた?」
「英明好きじゃん『ユキ』!」
「あああぁぁあ!!そっか…やっべーっ聴き忘れちゃったー!ばかぁ!おれのばかぁー!」
机に頭をぶつけて言う「ゴンゴン」
英明「あっ!なぁなぁ佐藤さんは録音してた?」
佐藤雪「……」
だだっ!
友達②「あーあ行っちゃった英明のせいだぁ~」友達①「ってゆうか佐藤雪の声一回も聞いた事無いし」
友達②「喋らないよねぇ~」

~スタジオ~
監督「はいっ!ユキちゃんお疲れ様!」
ユキ「お疲れ様です!」ユキ「はぁ~またやっちゃったあたしがそのユキなのに。」ユキの心〔好きなんだなぁ~英明君〕
〔そうだっ!〕
ユキ「監督!前のラジオのCDありますか?」
監督「あるよ?何何?好きな人にでも渡すのかな?」
ユキの顔が赤くなった。
ユキ「し、失礼ひます!!!」
ユキ〔あっかんじゃった!〕
「だだっ」
監督「ユキちゃん顔も出しちゃえばいいのに」「おじさんときめいちゃったじゃん」~次の日の学校~
「ツンツン」
雪が英明の背中をつついた
英明「おっ!佐藤!どうした?ん?これって……!ユキのラジオじゃん!!まじ!いいの?これ!」
「こくっ」
雪は首でいいよと返事した。
英明「サンキュ!佐藤!」
雪の顔がまた赤くなった。
英明「あれっ?佐藤?顔赤いけど熱があるんじゃぁないの?」
雪は首を横に振った
英明「あっ良かった!」「んじゃぁありがとな!」
英明は雪に手を振った。雪も手を振った。雪の心〔やった!渡せた!頑張った!あたし!〕

~スタジオ~
ユキ「外?今日打ち合わせ外でやるんですか?」