校門をくぐり、新入生が集まるクラス割表を覗く。 『1-2』と書かれた欄の一番下に書かれた、 『結城えみ』 校内に入り『1-2』を目指し、階段を上るあたしの足を止めた声。 「オイッ!少しくらい持ってんだろ!さっさとだせよっ!」 …これってまさか… 「早くしろよっ!女みたいな顔してっから、俺らみたいなのに捕まるんだよっ。」 声のする方に近づくと、 あたしの予想通りの光景… カツアゲ…。 「早くしろよっ!」 ……… 「早くしろつってんだよ!」 ………っ 「ホラっ!!」