「森崎くんは、どこ座る?」 女子のほとんどが注目している。 あたしは、廊下を見つめていた。 コツコツコツ 足音が近づいている。 まさか――――― 「君…」 耳元で声が聞こえた。 「はい?」 あたしは、声のした方向を向いた。