side由夜
「ふ~~~ざ~~け~~んな!!!!」
何で、こいつ(後藤)がいる!!!
「だって、俺の目の前で倒れたんだし」
「何で、お前が俺ン家来るんだよ!」
「やだな~年上にお前とか~(笑)」
病室で大きい声出してる俺に、看護師さんが怒った。
「申し訳ないです・・・」
「ダサ・・・・(笑)」
「!!!!」
ていうか、この男学校というものに行かないのか!
俺より先に由里の元にいることが許せない・・・・。
「俺は・・・休んだ?的な?」
「休むなよ。学生としての任務を果たさねばならないではないか!」
俺はあくまでも、小声で言った。
「何時代の人ー?ていうか、俺来なかったら由里ちゃん死んでたじゃん」
それは・・・そうかも。
由里は、命に別状があるほどの発作ではなかったらしい。
今は安静にしている。

