そして。私は高校を辞めた。


とてもじゃないけど・・・・辞めたいなんて思わなかった。


辞めたくなんてなかった。


でも、もう私は二度と学校という場所に来ることはないだろう。



「起きてぇ!!」


「・・・・・んぅ・・・」


「由夜!!!学校!!!」


「寝せてぇ・・・由里チャン・・」


「ダメだってば!!遅刻ッ・・・うわ!」



学校に遅刻しそうなのに・・・。


私を布団に引きずり込む由夜。


嬉しいけど・・・


私の分まで、ちゃんと学校楽しんで欲しい。



「キス・・・してくれたら起きる」


「ぬぁぉあぇ!!?」



ていうことで。


朝から、チュ・・・


ごっさんですm(_ _)m・・////



「んじゃ・・・行こうかな」


「うん・・・・」



由夜が行ったら私は一人・・・


でも・・・


私、ちゃんと治したいって思うようになったよ。







それは・・・・叶わないと・・・知っているけれど。