side由里



頭が痛い・・・・


壊れてしまいそうだ・・・・


でも・・・忘れていたことがたくさんある・・・


先輩にキスされて・・・・


瑠稀亜ちゃんが家に来て・・・


階段から落ちて・・・


由夜と・・・結ばれた。



「ゆ・・・・やぁ・・・・」



思い出した、全て。



「由里・・・・」



由夜は涙ぐんで、私を抱きしめた。


私も強く抱きしめた。



「大好きぃ・・・大好きだよぉぉ・・・」


「俺も・・・お前いないとダメだ・・・」


「ゆ・・・や・・・・」



よかった。


私は由夜の所に戻ってこれた。


大好きな・・・大好きな由夜のもとに。