「よ・・・・・」



私の目の前に現れたのは・・・・



「りっくん・・・・」


「おめでとう」


「何の用・・・・?」


「・・・・お前を連れ戻しに?」


「・・・バカじゃないの?」


「そうだよ。バカだよ」



あの頃と同じ。


真剣な瞳で見つめてくる。


何で今更・・・・?



「・・・・来い」


「え・・・いや」



衣装室に連れて行かれた。


誰もいない、二人きりになった。


そして、押し倒された。



「やめて!!!!」


「何で・・・八重さんなんだよ!!」


「いや!!いやぁぁぁぁ!!!」



ウェディングドレスがぐちゃぐちゃになるほど暴れた。


腕に赤い跡が付いた。


そして・・・愛のない行為・・・


りっくんとした2回とも悲しい時間だった。