side由里
「はぁ・・・はぁ。疲れたぁ」
私は学校まで(約1㎞の道のり)ほとんど走ってきた。
「んぐっ・・・はぁ・・まじダメ~」
私は長距離走が凄く苦手。
多分、長さで言えば1㎞が限度かもしれない。
限界に達している私は膝ががっくがく・・・
「お疲れ、由里ちゃん」
「ご・・・ごほッ・・・後藤センッ・・・」
「落ち着いてよーだって走るの遅いんだもん?」
「・・・・何で追ってくるんですか」
「そりゃぁ・・・俺が君のこと大好きだからに決まってる」
「さらっとそんなこと言わないで・・・」
何で昇降口で先輩に間に合われちゃうの?
私・・・そんなに遅いんだ・・・・
それに。大好きだなんて言われても・・・・
「私・・・・先輩の気持ち・・・ッんん!!」
あれ・・・私どうしたの・・?
体が動かない。唇が動かない。目の前には先輩の顔・・・
そうか・・・口を塞がれて・・・
って・・・・ええええ!!!
「いやッ・・・」

