side由里




「も~~~由夜のばかっ/////」



いくらこすっても「しるし」が落ちないッ



「おはよーゆーりちゃん」


「のぉゎぁぁ!!!////」


「後藤先輩ッ・・・・」




うわわ・・・どうしよう・・・



「しるし」が見つかるッ・・・


私は必死で首筋に髪の毛を流した。




「バレバレだよ」




クスッと笑って先輩が私の首筋に手を当てた。




「へゃっ・・・?」


「ずいぶんお兄さんと仲がいいんだね」


「!!!!////・・そんなんじゃ」


「でも・・・本当に叶うと思ってるの?」


「えッ・・・」




先輩も、多分私も深刻な顔になった。



「こんな事までされて・・・双子なのに」



ドクッ・・・・世間一般の考えはそうなんだよね。