喜んでいいの・・・?
「双子なのにぃ・・・・??」
「だめ・・・かな。他のどんなやつよりもおまえのことは大切だよ?」
「それは・・・家族としてって事じゃないの?」
嬉しいのに。なぜか過ちを犯したような感覚に陥る。
「女・・・・そうしか見えねぇよ・・・由里」
私を大きな腕で抱きしめた。
「・・・由夜・・・・」
家族なんて、双子なんて関係・・どうでもいい。
大好きなんだから・・・
近親相姦なんて関係ないでしょ?
愛してるんだから・・・・
両思いになったことがこれからどのように他のことに影響してくるかなんてまだ予想もしなかった・・・・
「由里・・・・風呂入る・・・」
「あ、いいよ・・・先に・・きゃ!!」
私はおんぶされて浴室まで運ばれる。
「一緒に入るに決まってんだろ?」
ニヤリと微笑む由夜が少し怖い~~・・・
「・・・うん」
でも嬉しい自分がいる。