「なッ何よそれ~???冗談きっつ!!」
私は動揺というか何というか・・・慌てていた。
そんなわけないよ。由夜が私のこと好きなんて。
だって・・・瑠稀亜ちゃんがいるはずだもん・・・
私のことなんて・・
「冗談なわけないでしょー?まったく。間宮、帰るわよ」
「はい。お嬢様。それでは、由里様」
「あ・・・・じゃあね」
バタンッ・・・・ドアが閉まる。
私はその場にへたれこむ。
「由夜・・・・大好き・・」
「え????」
誰かの声がした。
私は声をした方を振り向いた。
長い足。
きりっとしてて、整った顔。
がっしりしてて、カッコイイ。
モデルと間違えるような・・
「由夜・・・・?」

