「ごめんね・・・?私・・・」




俺は鼻を手で押さえた。





「大丈夫・・・俺が・・・バカだから・・・」




「何考えてたの?(笑)」




動揺を隠せない俺。




「由里の・・制服姿に・・・ノックアウト・・・?」



完全にバカ兄。



「あ・・・ありがと・・・もう行くけど・・・いい?」



「あ・・・・ぁ・・・・ぅん」



由里は玄関を静かに出て行った。