「さぁ~て。座ろうかな」
「座れ、座れ」
そしてなんだか雰囲気が落ち込んでいるような
何とも言えない静かなオーラが由里から放たれている。
「何か・・・静かだな」
「私ね・・・言わなきゃいけないことがあるの」
「ん?何?」
聞かなければ良かった。
俺が、何?とか聞かなければ・・・
俺は完全に気を失いそうになるくらい
冷や汗が出て、目眩がするような
そんな言葉が由里から飛んできた。
「私ね・・・・」
「うん」
「婚約するの」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…