「あーお家ぃぃ!」


「家・・・ですが、そんなにはしゃぐこと?」


「だって・・・3年ぶりだもん・・・」


「そうだけどさぁ・・・」



由里にとって3年ぶりの家。


玄関のドアを開ける。


そして・・リビングに入る。



「あ・・・家の匂い。久しぶりだな・・」


「由里・・・あの・・・」


「キスして」


「あぁぁ!?////」



そんな事いきなり言われても心の準備が・・・。



「あ、別にあつ~いキス求めてるわけじゃないから」


「・・・・よ」


「へ?」


「あつ~いキスでも何でもしてやるよ」


「・・・・ホント?」


「ホント」



しばしの沈黙。


そしてキス。


長くて、激しくて


甘い・・


どこか懐かしむような


キス・・・・。