「俺のほうが・・・謝らないと」 「え・・・?」 「俺、お前のこと・・・一生離さないから」 「ゆ・・・」 「お前が・・・手術して帰ってくるまで待ってるから」 「ゆ・・・ゃぁ・・・」 どんなことがあっても、俺は・・・ お前のこと離さない。 お前を・・・誰よりも・・・ 「愛してるから・・・・」 「ゆ・・・うぁ・・・」 大泣きの由里を抱きしめた。 「私・・・不安だった・・・まだ・・・生きたい・・・生きたいんだよぉ・・」 「俺も・・・お前のこと絶対・・・離さない。どこかいくのも許さない」