そのままグループは五号室の角

を曲がりレジに向かった。僕も

そのグループを追い掛けるよう

に走ってレジに向かった。
レジで僕は目を疑った。

四人だ。五人いたのに、四人に

なっている。

「すいません、いくらですか?」

茶髪の一人が聞いてきた。僕は

驚きでア然としていた。

「す・い・ま・せ・ん!」
違う茶髪が喧嘩ごしになってい

る。

「すいません、えーっと、少々

お待ちください!」

「早くしてもらえます?」
ガムをくちゃくちゃ噛んで苛々

をアピールしている。

「三千二百円になります。」

「いいよ、今日俺のおごりね。」

「マジで!?ゴチ」