「やっぱり、噂は本当なんです

ね。うちは全部で十四号室まで

ですよね。」

「そうだよ。」

そんな話をしていると呼び鈴が

鳴った。

「行ってくるよ。」

先輩が率先して接客に向かった

。時計に目を向けると針は夜中

の二時を指していた。

五号室か・・・何で五号室なん

だろう?

「飯田、生中二つとキノコバタ

ーソテー一つな。」