時は江戸…

神様、もし

もしもあたしの一生に一度の願いを聞き入れてもらえるのなら





どうか、どうかこの人をあたしから奪わないで下さい





「ト シ…」

「マヤ……?」

「トシ 愛してる… 世界で一番愛してる… ねぇ、これ以上の言葉が思いつかないよぉ こんなんじゃ足りないのに 愛してるじゃ全然、伝えたい思いが足りないのに」

「マヤ… 愛してる、俺もお前が世界で一番大切だ でも今夜は優しくできるかわかんねー」

「う ん でも出来るだけは優しくして? 初めてだから… 怖くないって言ったら嘘にうなるから」

「あー 出来るだけ…な」

あたしは思ったんだ、この人にすべて捧げようって

この人以上にあたしは…

愛せる人はいないよ

そして

この人以上にあたしを…

愛してくれる人はいないよ