時は江戸…

「ト シ… 傷……」

「気にすんじゃねー」

ぶっきらぼうに答える

今までどのくらいの修羅場を越えてきたんだろう…

私の知らないところで

国を守るために

「トシ 国を守ることってすごく大変なんだね」

あたしは改めて思った

あたしが平和に暮らせているのはトシや近藤さんや佐之や総ちゃんがいるからなんだって

でもトシはあたしにこう言った

「俺が守ってんのは国なんかじゃねーよ… お、おお前だよ」

目をそらして恥ずかしそうに言う

あたしはハッとして口元を押さえる

トシ…

そんな言葉、もったいないよあたしなんかに…

「俺は テメーの守りたいもん守ってんだけだ 俺はお前のいるこの国を守りてーんだ…
 マヤが幸せに暮らせるこの国を お前を守りてーんだ」