♪♪~♪~♪~♪~




「わっ!」

『!?』




突然ポケットに入ってた
俺の携帯が震えながら
鳴ったからびっくりした……




驚いた俺をみて優樹菜も
驚いていた…




「…あ、ごめん。
携帯突然鳴るから…」




そう言って俺は
ポケットから携帯をだした




メールだったから
さっと開いて読んだ。




『…たしかに……急になったら
びっくり…するよね…』




そう控え目に言う優樹菜


……の声は俺の耳に
全く入らなかった




メールはセフレの美代子
からだった。
書いてあったのは…



《隆也!?どうしたの?
まだ来れない?》



……て、忘れてた。
今日は美代子と会う約束を
してたんだっ!!




『……どうしたの?』




「いや、ちょっと今日
用事あるから帰る。じゃあ!」




『…え?王子く…ん??』




「大地、俺帰るわ!」




『え…?隆也?おま……』




俺はなんか言ってる大地を
無視し高速でメールを
打ちながら走った




《悪ぃ!今すぐ行くから。》




と送って待ち合わせの
公園まで走った。




『あ、隆也っ!!』




「…美代…子…はぁ……
疲…れ…た…」




『あたしの為に走ってきて
くれたんだ?どうする?
もうラブホ行っちゃう?』




「……あぁ…。」




疲れた俺は何も考えずに
答えた。




どうせこいつとは
ヤったら終わりだから。