「幸恵〜ちょっと聞いて〜!!」 興奮が冷めない私は、職場で昨夜の出来事を事細かく幸恵に説明し始めた。 『ええーっ!!それ、ほんとなの? ちょっ、ちょっと大丈夫なの?博美!!』 「いや、大丈夫じゃない…絶対におかしい!!」 『はあ?』 幸恵も驚いていた。 報告しておきながら自分でも可笑しな話だと思う。 あれからずっと頭の中から離れないんだ。 そんなの… やっぱり、信じられない!!