すると、突然店長から声をかけられた。


『ゆりさんも来て!』


嘘でしょ?

残り時間は1時間ないんですけど?

今から仕事か…


仕方なく重くなっていた腰をあげて、先ほど入って来たお客のテーブルに足を向かわせた。


四人で来ていたお客は知らない顔ぶればかり。


常連じゃないのかな?


既に女の子が四人着いてるし、盛り上がっているみたいだった。


私が着かなくても大丈夫じゃない?