実家に電話をかけると、子供達はちゃんと留守番ができてる様子。


電話口から聞こえる無邪気な声に、私は母親の顔をしてる。


やっぱりホッとする。


「明日は遅くならないようにするからね」


『うん!』


子供に言った。


寂しい思いをさせてごめんね。







結局、何処にいても

母親であるのに変わりない。

失いたくないモノが私にはある。