「どうしたの?」 「いや、何でもない」 顔を隠し零一は誤魔化す。信じられる仲間とはいえ、さすがにまだ言えない。 「じゃあ、そろそろ行きましょう」 「ああ」 アキラの後を付いて行くが、零一の頭の中はあの少年の事で一杯だった。