エンジェルデビル

ほんの少し前までは、父親の事を聞いただけで泣きそうな顔になり目に涙を浮かべていた。けど今は強い心を持ち、堂々と前を向いて生きている。
風牙の成長が何だか嬉しかった。
零一が上着のポケットから煙草を取り出し、一本くわえようとした時、背後から影が伸びてきて零一の影と重なった。
「!?」
二人が振り向くと、月をバックに二体の悪魔が宙に浮かんでいた。
「来たか…」
「ビンゴ!」