『無理だ。もういい返事したから…』
はぁ!?勝手になにしやがる!
『なら、直接俺から断ります。』
そう言って、急いで部屋から出て行った。部屋から父の呼ぶ声がするけど無視した。
『おかえりなさい。』
部屋に入ると、美弥がお茶を入れて待っていてくれた。
美弥のこんな気配りが好きだ…
美弥に縁談の話をしたらどんな反応をするだろうか?
『美弥…』
『はい。』
『俺に縁談の話がきてるんだけど…』
美弥は、驚いた顔をした。
『お受けするのですか?』
心配そうなか細い声で俺に尋ねた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…