おにぎりを1つ美弥に上げた。

これからどうしようか…

考えているうちに、俺は寝てしまっていた。






『秀長さん!』

誰だよ?朝から…

目を開けると、母さんが立っていた。しかも、怖い顔して…

『おはようございます…』

勝手に入ってくんなよ…

怒っているを顔に出さないように心がけた。

『お父様がお呼びです!』

『わかりました。顔洗ったらすぐ行きます。』

そう俺が返事をすると、母さんは部屋を出て行った。


今気づいたけど、美弥が俺に毛布をかけてくれたみたいだった。

美弥、ありがとう…

俺の横ですやすや寝ている美弥を撫でた。

『…んっ…秀長様?…おはようございます…』

『起きたのか…俺、今から父さんのとこ行ってくるから…』

美弥は頷いた。


父さんの所にいきますか…