「ほら、貸せよ。」


「えっ?大丈夫。」


「こーゆーときは、男に持たせとけ。」


「だったね。」


洋子さんと買い物してたはずなのに。


いつの間にか、龍矢と手をつないでた。


「ずいぶん買ったわね。」


「そろそろ戻ろうか?母さん。」


「そうね。お腹も空いてきたでしょ?」


「はい。」


一日中、歩きまわってた。


でも、すっごい楽しかった。


「美和、明日は二人きりな。」


「うん。」


家に戻ると、電話が鳴ってた。