秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

どんだけ寝たかわからないけど。


でもたぶん、眠りに落ちてからすぐ。


誰かが、私の髪をなでてる感覚に襲われた。


「ん・・・」


誰?


ゆっくり眼を開くと。


龍矢の顔。


「龍矢?」


「バカ。」


「ごめん。」


「だから早く寝ろって言ったんだ。」


「だって・・・」


いつまでたっても、私は子供だ。


こんなことで、龍矢に心配かけてる。


「ごめん・・なさい。」