秘密な花嫁~旦那様は先生!?~③

そう言うと、由衣は保健室を出て行った。


「大丈夫かしら?」


今度は、保健室の先生がベットの横に来た。


「あっはい。」


「一応、熱測ってみて。」


「はい。」


体温計が鳴った。


「熱はないみたいね。受験生だからってあんまり遅くまで勉強してちゃだめよ。」


「はい。」


「しばらく寝てなさい。私、外に行ってくるから。」


「ありがとうございます。」


先生が出てくと、保健室はすっごく静かになった。


外や、体育館から声が聞こえる。


うるさいって感じる間もなく。


私は眠りに落ちていった。